70代女性「歯が欠けたので治療してほしい」詰め物が外れて虫歯になっていた部分を、白いプラスチック「コンポジットレジン充填」で自然な見た目に回復した症例

2023/05/23

患者 70代女性
相談内容 「歯が欠けたので治療してほしい」とご来院されました。
患者様は以前より定期検診でご来院されていて、今回も当院へご相談いただきました。
カウンセリング
・診断結果
拝見したところ、右上の奥歯(第2小臼歯/5番)は、金属の詰め物「メタルインレー」が外れていました。
外れた部分の歯は、虫歯「二次う蝕」が認められました。

患者様は「治療回数を少なく、綺麗に直したい」とご希望もありました。

治療内容 虫歯を取り除いた後の治療として、被せ物を装着する方法と、白いプラスチックを詰めて光で硬化させる「コンポジットレジン充填」をご提案しました。
患者様のご希望に沿い、歯を削る範囲が少なく、1回で治療が終えられるコンポジットレジン充填を選択しました。

レントゲン写真で虫歯の範囲を確認し、神経を残すことや歯を削りすぎないように注意して、虫歯除去を行いました。
また、虫歯除去をした面が歯の神経に近い部分は、術後に痛みが出ないよう神経を保護する「裏層」を行いました。
今回の治療では自由診療用のコンポジットレジンを使い、豊富な色の種類から歯になじむ色を慎重に選び、なるべく自然な歯の形になるよう修復しました。

治療期間 1日
治療回数の目安 1回
治療の費用 22,000円
治療経過 元の歯のような自然な仕上がりになりました。
痛みもなく、経過は順調です。
患者様には「想像していた以上に自然で、痛みもなくしっかり噛めるので良かった」と大変喜んでいただけました。
現在は、定期的にメンテナンスにてご来院されています。
治療リスク ・治療中に痛みを伴う場合があります。
・治療後に正しい歯磨きやメンテナンスを怠ると、虫歯が再発する場合があります。
・治療後は神経が過敏になっているため、痛みが生じる場合があります。
クリニックより 歯の神経を残すことと、治療後に痛みが出ないように神経を保護すること、歯の修復については出来る限り自然な形を回復し、コンポジットレジンの色も天然歯に近い色を選択しました。

治療前

治療後