40代男性 古い詰め物の下で再発した虫歯を除去しコンポジットレジンで修復した症例
2025/04/07
患者 | 40代男性 |
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相談内容 | 「前歯の裏側が欠けてしまったので、治療をしてほしい」とご相談いただきました。 |
カウンセリング ・診断結果 |
拝見したところ、左上前歯2本の間には側面から裏側にかけて白いプラスチック樹脂の詰め物(コンポジットレジン)が詰められていましたが、一部が欠けている状態です。 また詳しく検査した結果、欠けた部分は虫歯が再発していました。 このまま放置すると、虫歯が徐々に進行して痛みが出たり、神経の除去が必要になったりするおそれがあるため、早急に虫歯を取り除いて新しい詰め物で修復する必要があると診断しました。 |
治療内容 | 再発した虫歯は範囲が狭かったため、再度保険適用のコンポジットレジンでの修復が可能なこと、この方法であれば治療回数が1回ですむことをお伝えし、治療に同意いただきました。 まず、左上前歯2本の古いコンポジットレジンを取り除き、その下で再発していた虫歯を取り残しがないよう慎重に除去します。 次に、ご自身の歯の色調に合うコンポジットレジンを選択し、隙間ができないようにしっかりと詰め、特殊な光を当てて固めました。 最後に、詰めたコンポジットレジンの形を丁寧に整え、引っかかりがなくなめらかになるように表面を磨き上げて治療を終了しました。 |
治療回数の目安 | 1回 |
治療の費用 | 0円 (公費負担者なので費用負担なし) |
治療リスク | ・治療中に痛みを伴う場合があります ・治療後に正しい歯磨きやメンテナンスを怠ると、虫歯が再発する場合があります ・治療後は神経が過敏になっているため、痛みが生じる場合があります ・強い力や衝撃が加わった場合、割れたり欠けたりする可能性があります ・広範囲にわたって修復が必要な場合は、適用できない可能性があります |