1.「歯を守る」すなわち「歯周組織の健全化」を中心に据えた治療をご提供

当院では、一般歯科(虫歯など)・インプラント・審美歯科・入れ歯(義歯)などといった全ての治療を、日本歯周病学会認定歯周病専門医の院長が歯周病治療を中心に『歯の土台である歯茎を最大限に守る』という観点に立って行っています。

歯の土台である歯茎(歯周組織)とは、歯を支えている土台となる歯肉、骨など、歯を支えている組織のことです。
この部分が悪い状態になっていると、どれほど良い治療を行ったとしても、根本から崩れてしまう可能性が高く、せっかくの治療も無駄になってしまいます。

ですので、まずは歯周組織に異常がないかどうかをしっかりと検査診断した上で、虫歯であれば虫歯治療に入る、といった流れになります

2.日本トップクラスの認定歯科衛生士による定期メンテナンス

皆様の歯を守っていくため、3~4ヶ月に1回(場合によっては1ヵ月に1回)の定期メンテナンスを推奨しております。

当院には様々な学会やセミナーで講演を行ったり、歯科衛生士学校で使われる参考書を執筆したりしている歯科衛生士が在籍しております。

日本臨床歯周病学会、日本臨床歯周病学会の認定衛生士の資格を有しており、日本でもトップクラスの衛生士と自負しております。
安心してお任せください。

定期メンテナンスでは、歯周組織が悪くなっていないかどうか、歯周病が進行していないかどうか、再発していないかどうかのチェックを毎回必ず行います。

人によって歯の磨き方にクセがありますし、不得意な部分も必ず出てきますので、普段の歯磨きで100%綺麗に磨く、ということはまず不可能です。

なので歯科衛生士がしっかりと隅々まで磨き上げます。その際に歯石がついていれば、歯石も除去します。

磨けていなかった部分については患者様にきちんと伝え、そこをケアするにはどのように磨けば良いのかの指導も行います。

「メンテナンスをしているから悪くならない」というのは、実は大きな勘違いです。

もちろんメンテナンスをして綺麗な状態を保っていくというのは重要ですが、最も大事なのは悪くなったときにいかに早く治療を行うか、ということです。
メンテナンスをいくら行っていても、歯周病が始まったり、悪化したり、虫歯が出来てしまったりすることがあります。
私たちがそうした変化に気付いて迅速な対応が出来るためにも、定期的なメンテナンスは必要不可欠です。

例えば歯周ポケットの許容できる深さは3mm以下ですが、4~5mmの部分や炎症が残っているケースもあります。
残った4~5mmの部分が安定的な状態である場合、全て3mm以下になるまで完璧に治すには非常に時間が掛かります。

そこで安定的な状態を維持できるよう、プラークコントロール、スケーリング、ルートプレーニング、咬合調整などの治療を行いながら、常にチェックしていきましょう、ということになります。

これがいわゆる「SPT(サポーティブペリオドンタルセラピー)」という治療法で、当院でも多くの患者様がこの治療法でメンテナンスを行っております。

3.日光が差し込み、天井の高い空間設計

当院にお越しになった方は気付かれるかと思いますが、当院は待合室に日光が差し込み、また全体的に天井が高い設計になっております。これには2つの理由があります。

1つ目は、気持ちよく治療を受けていただきたいからです。

やはり院内全体が暗かったり、天井が低く圧迫感があったりすると、なかなかリラックスして治療を受けていただくことができません。
歯科治療を進んで受けたい、という方はなかなかいらっしゃらないと思いますので、少しでもストレスを和らげられるよう、リラックスできる空間作りを考えました。

2つ目は、治療後の状態を日光のある環境で確認できるからです。

服の試着でも同様ですが、室内と室外とで見える印象というのは大きく違ってくる場合があります。
セラミックやホワイトニングなど審美治療も多い当院では、室内でどう見えるかの確認と、日光が当たった時にどう見えるかの確認を両方とも行っていただけます。
待合室まで行ってご確認いただく方も多くいらっしゃいますので、お気兼ねなく仰っていただければと思っております。