「セラミック治療の失敗例と対策」

2023/05/12

セラミック治療は、高い審美性を持つ反面、失敗例もあります。

この記事では、セラミック治療の失敗例やその原因、そして失敗を避けるための対策について詳しく説明します。

 

セラミック治療の失敗とはどういうものかと言うと、歯をセラミックで治療して数日または数か月で脱離したり、割れたりした場合に、所謂「失敗症例」と言われるものだと考えます。

ただし、脱離だけであれば、決定的な失敗とは言えません。

単に脱離だけであれば脱離した原因を解決し、再度、装着すれば問題無いと考えます。

 

装着して数日以内、数か月以内に破損したのであれば、それは「失敗症例」と言えると考えます。

破損した原因がどこにあるのかを究明して後、再度作り直し、装着するべきと考えます。

 

その原因は、様々あり、単純に決めることはできません。

ですので、歯科医師が患者さん、歯科技工士と共に究明していかなければ、原因は解明できないと思います。

ですので、先ずは、セラミックがどういう状況で破損したのか、また、装着してから、破損するまで違和感がなかったかどうかを歯科医師に伝えることが大事であると思います。

 

セラミックで治療を受けるにあたり、歯科医師に普段、食している食材や好きでよく食べている食材を伝えること、そして、歯軋りや、食い縛りがあるかどうかも重要なことなので、伝える必要があります。

こういったことが、失敗やトラブルを避ける非常に重要なこととなります。