ホワイトニングとは?

ホワイトニングとは、本来の歯の色よりも白く見せる施術(ブリーチング)のことを言います。施術方法には以下の2種類があります。

ホームブリーチング:ご自身がご自宅で行うホワイトニング

オフィスブリーチング:歯科医院で歯科医師または歯科衛生士が行うホワイトニング

ホワイトニングできる歯の条件

ホワイトニングの対象になるのは天然歯のみです。
以下のような歯には施術できません。

  • 被せ物(クラウンなど)が入っている歯
  • 根の治療(根管治療)を受けた歯

ホームブリーチングの方法

ホームブリーチングでは、歯科医院が処方した専用の薬剤を使用します。
一般的な流れは以下のとおりです。

    1.医院でマウストレーを作成
    2.薬剤をトレーに入れる
    3.そのトレーを毎日一定時間装着する(数週間継続)

オフィスブリーチングの方法

オフィスブリーチングでは、歯科医師または歯科衛生士が高濃度の薬剤を使用し、医院で施術を行います。
通院は数回必要です。

白く見える仕組み

ホワイトニングで使う薬剤には酸性の成分が含まれており、これが歯の表面(エナメル質)をわずかに溶かす(脱灰=エッチング)作用を持ちます。

エナメル質の表面がわずかに凸凹になる

光の反射が変化する

その結果、実際の色は変わっていなくても“白く見える”

つまり、ホワイトニングは歯そのものの色を変えているのではなく、見え方を変える処置なのです。

白さの持続期間と自然な回復

酸で脱灰されたエナメル質は、ミクロ的には「ごくごく初期の虫歯」と似た状態になります。
とはいえ進行するものではなく、時間(数年)とともに自然に修復されていきます。
平均して約5年程度で元の色に戻っていくとされています。

費用について

歯1本あたり ¥5,500

ホワイトニングの副作用と注意点

①知覚過敏

エナメル質の表面を溶かすことで、一時的に冷たいものがしみることがあります。
ただし、これは必ず起こるわけではなく、発生率は数%程度です。

②着色のリスク

施術期間中および施術完了後1ヶ月以内に色の濃い食べ物や飲み物を摂ると、エナメル質に色素が入り込み、着色が定着することがあります。
施術中は医院の指示に従って注意深く過ごすことが大切です。

③希望の白さにならないことがある

ホワイトニングは、光の反射を変えて白く見せる方法のため、ご自身のイメージ通りの「真っ白な歯」にはならないことがあります。

当院のホワイトニングは「ホームブリーチング」です

当院では、患者さまへの負担が少なく、効果が持続しやすいホームブリーチングをおすすめしています。

その理由は…

  • 薬剤の濃度が低めで、知覚過敏になりにくい
  • ゆっくりと時間をかけることで、色の後戻りも少なくなる

平均的な施術期間は、2〜3週間です。
安心してご相談ください。

歯についてのお悩み、
お困り事があればいつでもご連絡ください。
当院には、あなたのお悩みに
応える知識と経験がございます。

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