80代男性「壊れない入れ歯を作ってほしい」上下の噛み合わせの治療から行った症例
2020/10/27
患者 | 80代男性 |
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相談内容 | 入れ歯を入れたい。 |
相談内容詳細 | 今まで何度も入れ歯を作ったが、そのたびに壊れてしまい困っている。壊れない入れ歯を作ってほしい。 |
カウンセリング・診断詳細 | 審査の結果、壊れる原因は上下の歯の噛み合わせが悪くなり、入れ歯に過度な力が加わっていたためだと判明。 下顎の歯が食いしばりによって過度にすり減ったため、上下の噛み合わせ(咬合関係)の3次元的な位置が狂い、咬合関係が低くなってしまったことから、噛み合わせが悪くなった。 まずは上下の噛み合わせ治療を行い、最終的に上顎の入れ歯(義歯)を入れることにした。 |
治療内容 | 上顎は、まず治療用の義歯を装着し、下顎のすり減った歯を1本ずつ仮歯に置き換えた。あわせて低くなっていた咬合関係をもとの位置に戻した。 その咬合関係を維持しながら歯を1本ずつ被せなおした。そのうえで、上顎の入れ歯を治療用義歯から最終本義歯に置き換えた。 治療期間は週1回の治療で約18か月。 |
治療の費用 | 合計 約2,500,000円(税別) |
治療経過 | 数か月おきの口腔内のメンテナンスを行い良好な経過をたどっている。 |
治療リスク | 咬合関係の修復治療となると自費治療となる。治療期間が長くなる。 |