50代女性「左下の奥歯がないのでインプラントを入れてほしい」人工歯根の「インプラント」を欠損部に埋め込み、見た目が改善されてしっかり噛めるようになった症例

2023/03/31

患者 50代女性
相談内容 「左下の奥歯がないのでインプラントを入れてほしい」とご相談をいただきました。
カウンセリング
・診断結果
拝見すると、左下の奥歯2本(第1大臼歯/6番、第2大臼歯/7番)が抜けていました。

失った歯の部分を補う方法として、取り外し式の入れ歯「義歯」による治療もご提案しましたが、患者様はあごの骨に埋める人工歯根「インプラント」をご希望されました。

インプラントは義歯のような違和感や煩わしさがなく、自分の歯のようにしっかりと噛めるようになる修復方法です。
しかし、外科手術を伴うため、糖尿病や心臓の病気、骨が脆くなる「骨粗しょう症」等の持病がある場合、傷の治りが悪かったり血が止まりにくくなったりしてインプラントを埋め込むことができないこともあります。そのため、丁寧にカウンセリングを行いました。

治療内容 インプラントを埋入する手術の際、下あごを通る神経が傷ついてしまうと麻痺やしびれを起こす可能性や、インプラントが骨に定着しない場合もあるなどリスクをご説明し、ご了承いただきました。

長く使い続けられるように、メンテナンスの行いやすさを重視してインプラントを埋める位置に特に注意しました。

治療期間 約8ヶ月
治療の費用 750,000円
<内訳>
手術費用 50,000円
インプラント 350,000円×2本
治療経過 奥歯でしっかり噛めるようになりました。
患者様からも「見た目がよく、気に入っている。痛みもない。奥歯で噛めるようになって嬉しい」と大変ご満足いただけました。
治療リスク ・毎日のブラッシングと定期健診を怠ると、インプラントの周りの歯ぐきが腫れて痛みが出る「インプラント周囲炎」になる可能性があります。
・あまり硬いものを噛むと、インプラントが割れる可能性があります。

治療前

治療後