40代女性「右上の歯が欠けたので治療してほしい」虫歯で穴が開いた部分に歯科用プラスチックを詰める「コンポジットレジン充填」を行い、即日で自然な見た目に治療した症例

2023/05/16

患者 40代女性
相談内容 「右上の歯が欠けたので治療してほしい」とご来院されました。
カウンセリング
・診断結果
患者様は「欠けた部分に物がよく詰まるので困っている」とおっしゃっていました。

拝見したところ、右上の奥歯(第2小臼歯/5番)は手前の歯(第1小臼歯/4番)と接触している部分が欠け、食べ物が詰まりやすくなっていました。
レントゲン撮影をしたところ、虫歯が確認されました。

患者様は「保険適応の範囲で、なるべく早く治したい。金属は使用したくない」というご希望がありました。

治療内容 虫歯を除去した後の治し方として、歯科用プラスチックを詰めて光で硬化させる「コンポジットレジン充填」、プラスチックの被せ物「CAD/CAM冠」もしくは、強度が高く自然な見た目の「セラミッククラウン」を装着する3種類をご提案しました。
出来る限り再治療にならないような選択をしていただくため、それぞれの治療のリスクなども含めご説明をしました。

今回は虫歯の範囲が大きくなく、患者様のご希望にも沿えるコンポジットレジン充填を使って治療することにしました。

まずレントゲン写真を確認し、虫歯の染め出し液も使い、取り残しがないよう丁寧に虫歯の除去を行いました。
コンポジットレジン充填を行う際は、なるべく本来の歯の形へ回復するよう細心の注意を払いました。

治療期間 1日
治療回数の目安 1回
治療の費用 約3,000円
治療経過 見た目も目立たず、形もしっかりと回復できました。
痛みや噛み合わせの違和感もなく、経過は順調です。
患者様には「自然な見た目で、治療中は痛みもなく短時間で終わって良かった」と大変ご満足いただけました。
虫歯治療の後は歯周病検査を行って、患者様ご自身のお口の状態を把握していただき、現在は定期検診にてご来院されています。
治療リスク 治療後は神経が過敏になっているため、痛みが生じる場合があります。

治療前

治療後