30代女性「詰めていた金属が取れた」詰め物の下で再発していた虫歯を取り除き、白いペースト状の材料「コンポジットレジン」で1日で自然な見た目に修復した症例

2023/09/15


患者 30代女性
相談内容 「詰めていた金属が取れた」とご相談いただきました。
カウンセリング
・診断結果
拝見したところ、右下の歯(第1小臼歯/4番)の金属の詰め物「インレー」が外れており、詰め物が入っていた部分には二次的な虫歯が認められました。

患者様は「今度は金属ではなく、白い詰め物で直したい」とご希望でした。

治療内容 見た目を美しく回復させるため、白いプラスチックの被せ物「CAD/CAM冠」で修復する治療、自然な白さで適合の良い「セラミック」の被せ物による治療、そして白いプラスチック樹脂のペースト「コンポジットレジン」で詰め直す治療の3つをご提示しました。

患者様は、詰め物が取れた部分だけを修復できるコンポジットレジンでの治療をご選択されました。
被せ物と比較して歯を削る量が少なく、1回の治療で終了するため治療日数も抑えられるという理由からご希望いただきました。

まずは金属の詰め物が入っていた空洞を慎重に削って形を修正しながら、再発した虫歯を取り除きました。
その後、虫歯を予防する効果のある「グラスアイオノマーセメント」で神経を保護し、歯の強度を高めました。
最後に、より美しい見た目で強度もある自由診療用のコンポジットレジンを用いて、歯の色調や形にこだわりながら丁寧に修復しました。

治療期間 1日
治療回数の目安 1回
治療の費用 33,000円
治療経過 ご自身の歯に馴染んだ自然な仕上がりになり、噛み合わせも問題ありません。
患者様にも「とても綺麗で治療されている様には見えない。痛みもなくしっかり噛める」と大変お喜びいただきました。

現在は定期的な検診でご来院いただき、お口の健康を維持しておられます。

治療リスク ・強い力や衝撃が加わった場合、割れたり欠けたりする可能性があります
・広範囲にわたって修復が必要な場合は、適用できない可能性があります
・自費診療(保険適用外治療)です

治療前

治療後