60代女性「前歯をぶつけて欠けてしまった」破折した前歯を、自然な白さで強度もある「セラミック」の被せ物で修復した症例

2023/09/21

患者 60代女性
相談内容 「転倒し、前歯をぶつけて欠けてしまった」とご相談いただきました。
カウンセリング
・診断結果
拝見したところ、左上の前歯(中切歯/1番)は、歯茎から上の見えている部分「歯冠(しかん)」の長さ1/3程が破折していました。
検査をして、歯の神経「歯髄(しずい)」は問題なく生きていることがわかりました。

患者様は「人前に出るので、早く治したい」とおっしゃっていました。

治療内容 左右の天然歯と色調を合わせるためには、透明感があり自然な白さの「セラミック」による被せ物が良いとご説明し、ご同意いただきました。

まず、被せ物を作るために土台の形を整え、型取りを行いました。
自然な色味を再現できるセラミックの被せ物ですが、割れにくいように厚みをつける必要があるため、歯を削る量がやや多くなるので、歯髄が露出しないよう特に気を付けました。

また、色調を決める際には、できるだけ自然光の中で確認しながら色合わせを行いました。

後日、作製した被せ物を装着しました。

治療回数の目安 3回
治療の費用 137,500円
治療経過 色や形が自然になじんだ被せ物が入り、歯の痛みもありません。

患者様にも「以前の自分の歯と同じような見た目になって嬉しい」と大変喜んでいただきました。

現在も、定期的なメンテナンスでご来院いただいております。

治療リスク ・装着に際し、天然歯を削る必要があります
・硬い素材の場合、他の天然歯を傷つけることがあります
・噛み合わせや歯ぎしりが強い場合、セラミックが割れる可能性があります
・一部の治療を除き、自費診療(保険適用外治療)です
クリニックより 当院では、患者様のご希望に沿った治療を心がけております。
今回は、短期間での治療をご希望されたので、通院日数をできるだけ少なくするために、1回の治療時間を長くしました。

治療前

治療後