70代男性 欠けた奥歯を保険診療の白い詰め物で修復した症例
2025/01/29
患者 | 70代男性 |
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相談内容 | 「奥歯が欠けてしまったので、治療をしてほしい」とご相談いただきました。 |
カウンセリング ・診断結果 |
拝見したところ、右下奥歯には以前の虫歯治療で詰め物が装着されていましたが、その詰め物が欠けているうえに歯の一部も欠けており、虫歯の再発も認められます。 このまま放置すると、虫歯が徐々に進行して痛みが出たり、虫歯が神経まで達して神経の除去が必要になったりするおそれがあるため、早急に虫歯を取り除き、詰め物で修復する必要があると診断しました。 |
治療内容 | 虫歯を取り除いたあとの修復方法として、白いプラスチック素材のペースト「コンポジットレジン」で穴をふさぐ方法を提案しました。 欠けたり削ったりした歯の修復方法には、型を取って詰め物を入れる方法もありますが、この場合は複数回来院いただく必要があります。 コンポジットレジンを用いた修復では、食いしばる力や噛む力が強いと割れてしまうリスクがありますが、天然の歯に近い色を再現でき、即日での治療が可能です。 それぞれのメリットとデメリットを丁寧にお伝えしたところ、患者様は「1回で治療を終えたい」との理由から、コンポジットレジンでの修復を希望されました。 まず、取り残しがないよう虫歯をしっかりと除去し、患者様の歯に近い色のコンポジットレジンを充填します。 次に、光を当ててコンポジットレジンを硬化させたあと、丁寧に歯の形を整えて噛み合わせを調整し、表面をなめらかに磨いてから治療を終了しました。 |
治療回数の目安 | 1回 |
治療の費用 | 約3,000円 (保険3割負担) |
治療リスク | ・治療中に痛みを伴う場合があります ・治療後に正しい歯磨きやメンテナンスを怠ると、虫歯が再発する場合があります ・治療後は神経が過敏になっているため、痛みが生じる場合があります ・強い力や衝撃が加わった場合、割れたり欠けたりする可能性があります ・広範囲にわたって修復が必要な場合は、適用できない可能性があります |