40代女性 着色した前歯のコンポジットレジンを同じ素材の詰め物でやり直した症例
2025/02/08
患者 | 40代女性 |
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相談内容 | 「前歯の詰め物の色が気になる。目立たないようにしたい」とご相談いただきました。 |
カウンセリング ・診断結果 |
拝見したところ、右上前歯の側面に詰められた白いプラスチック樹脂の修復物「コンポジットレジン」が経年劣化により着色していました。 そのため、周囲の歯と色が合わず、お口を開けた際の見た目に影響を与えています。 前歯は目立つ部分のため、見た目を改善する治療が必要と診断しました。 |
治療内容 | 診断結果を丁寧に説明したうえで、古いコンポジットレジンを除去し、同じ材料の詰め物で修復する方法を提案しました。 コンポジットレジンで修復されている範囲が広い場合、詰め物ではなく被せ物にするほうがより自然な見た目になります。 しかし今回は範囲が小さく再びコンポジットレジンでの修復が可能であること、治療回数が1回で済むことをお伝えしたところ、治療に同意いただきました。 まず、右上前歯の側面に詰められた古いコンポジットレジンをきれいに取り除きます。 次に、もともとの歯の色に合うコンポジットレジンを選択し、しっかりと詰めてから特殊な光を当てて固めました。 コンポジットレジンの形を丁寧に整えたあと、表面を磨き上げて艶のある自然な見た目に仕上げ、治療を終了しました。 |
治療回数の目安 | 1回 |
治療の費用 | 約3,000円(保険3割負担) |
治療リスク | ・強い力や衝撃が加わった場合、割れたり欠けたりする可能性があります ・広範囲にわたって修復が必要な場合は、適用できない可能性があります |